ドクター2.0とは?

2.0とは バージョン1からバージョン2へといったように 、もともとソフトウェアの大型アップデートに利用される言葉である。

従来の医師の働き方は病院に勤務する、開業するという2つの選択肢しかほぼ存在していなかった。平成になりフリーランス医師というものが登場したがそれも旧来の非常勤医師の延長線上にあると言わざるを得なかった。その一方で、フリーランスの特権である時間の融通性を利用し、ビジネス志向を持ち様々な分野へ進出する従来では考えられなかったような医師も現れ始めた。

ドクター2.0とは従来の勤務医・開業医という選択肢以外の新しい働き方としての提案である。医師が高い専門性を保ちながら様々な分野においても造詣を深め人材としての希少性を高めていく。そして、そのような人間が増えていき医療の抱える様々な問題へのソリューションを提供する。その過程に必要であれば起業というものもあっていいだろう。そのような医師が増えアライアンスを組むことでさらなる可能性が広がっていくのではないだろうか。

筆者が様々な分野へ参入することで得た経験を公開することで今後の若手ドクター達の一助になればと考えている。また、念のため補足しておくが筆者は従来の病院勤務や開業の価値をバージョン1.0として否定しているわけでは決してない。あくまで新たな選択肢を提案しているにすぎないことをご理解いただきたい。