岩手県は本当にコロナウイルス感染者ゼロなのか?

2020年4月18日 0 投稿者: freeanesth

4月17日現在において岩手県内のコロナウイルス感染者はゼロです。首都圏は連日、感染者数の増加がニュースとなり、隣の宮城県仙台市でも次第に感染者数増加が報じられています。仙台では感染者の増加に伴い3月くらいからかなり病院もナーバスになってきた印象がありました。首都圏からの応援医師などの受け入れを中止したりもしています。

外食をするのもはばかられるような雰囲気ですし、人も街に出ていません。レストランも閉店するところが出てきたり、ホテルも一時営業停止を決めるところが増えています。

私が割と使用するホテルも一時営業休止が決まりました。ここ1か月でどんどんサービスやホテルの機能が縮小されてきたので、営業を休止することにはさほど驚きませんでした。

これ、仙台の話です。

そして岩手県は盛岡市どころか県内の感染者がゼロです。。他都道府県の実態は全国の新型コロナウイルス患者数、病床使用率、死亡者数、回復者数などについてまとめたCOVID-19 JAPANというサイトがあるのでそちらをご参照ください。

盛岡と仙台は新幹線で40分程度で、下りで東北新幹線はやぶさに乗れば仙台の次は盛岡です。新幹線は以前はよく利用していましたが乗降客数はそれなりにいました。仙台や東京に遊びに行く人も2月くらいまでは結構いました。

年明け以降にもそれなりの人の移動があった中で新型コロナの感染力を考えると、感染者数ゼロというのはちょっと信じられません。

地元の人間もゼロのわけないと言っています。ただ、周囲でスペインやイタリアのように肺炎になってバタバタと倒れていき医療機関がパンクするようなことは全く起きていません。発熱患者が例年以上に発生しているという話も聞きません。

感染者はゼロではないでしょうけどかなり少ないと推測されます。理由としては個人的には以下のようなものがあると思います。

①検査数が少ない。盛岡市でしか検査ができず機械自体も2台しかない。沿岸などから盛岡へは車で数時間かかったりするのでまともに検査するのは想像以上に大変です。

②人口密度が低い。北海道の次に人口密度が低いのが岩手県です。

③公共交通機関があまり発達していない。仕事でも買い物でも移動はほとんど車です。

④観光資源が少ない。北海道は中国人観光客に大人気でしたが、残念ながら岩手県には外国人観光客はあまり来てませんでした。安比高原などはインバウンド向けにスキー場などの整備が進んでいましたが中国からの団体客が渡航禁止になってからはガラガラだったようです。

やや自虐的ですが面積が広く人口密度が低いうえに、観光資源の活用やインバウンドの取り込みなど経済対策にもスピード感がなかったのが功を奏した、という見方もできます。

こんな岩手県ですがマスクや消毒用アルコールなどは全く入手できません。朝イチに並んでどうにか手に入れられることがあるようです。そのせいなのかマスクもせずに駅やそのへんのスーパーや繁華街近くをウロウロしている人はけっこういます。

住民が特別な対策をしているとか、県が何か優れた対策を行っているなんていうことは一つもありません。ダントツに3密になりにくい県であるということは間違いなさそうですが。。

とは言え感染者が一人出ると、住民がいきなり慌て始めたりする可能性はあるのでこれからも警戒を怠らないように生活していこうと思います。

※①~④はあくまで私個人の印象で科学的根拠を伴ったものではありません。