フリーランス麻酔科医から半フリーランス麻酔科医へ

2019年5月3日 0 投稿者: freeanesth

少しだけまじめな話。

フリーランスとは特定の企業や団体、組織に専従せず自らの技能を提供することで社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人を指すとされています。

つまりフリーランスの定義とは組織に専従しないことが前提となっています。

しかしながら麻酔科学会が決定した麻酔科専門医更新の要件としては週3日単一施設に専従することが要件となっています。

つまり専門医を維持するためには特定の施設への専従が必要となり、言葉の意味ではフリーランスの麻酔科専門医は5年以内に絶滅します。

これが正しいか間違っているかは正直わかりません。

学会が主張するように金銭や条件に執着し技術的にもクオリティの低い麻酔科医が存在することも事実です。そのような人材を平気で紹介する紹介会社の存在もあり外科医や病院サイドから疎まれるケースもあります。

その一方で働き方の多様性をなくすことになりますし、働き方改革により常勤医師の残業時間が厳しく規制されていく中、非常勤医師のサポートがなければ手術が回らなくなる可能性もあります。

これからの数年で麻酔科医を取り巻く環境も大きく変わると思います。専門医資格を放棄するという猛者以外は週3日単一施設に専従することになるでしょう。

週3日単一施設に専従したとしても平日の残り2日は自由に働けますので、純粋なフリーランス麻酔科医は減り今後は半フリーランスのような働き方が主流になってくると思います。

半フリーランス麻酔科医が増えることにより勤務医にはない新たなニーズや問題も生まれてくるでしょう。そして、それは税金であったり契約であったり、法人設立であったりと多岐に渡る可能性があります。

そのような方々にとって少しは役に立つ情報をブログという形で残していこうと思っています。